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ヨット
ある日、私がカルフォルニア西海岸のベルモントショアという街で、友達とぼんやりと海を眺めていると、オレンジとイエローの大きな帆を上げたヨットが、港に近づいて来るのが見えた。その帆の色は、海の青さに鮮やかに映え、夏の日におばあちゃんの家でよく飲んだバヤリースオレンジを思い出させた。私がヨットに向かって手を振ると、搭乗者たちは皆、にこやかに手を振り返してくれた。その光景があまりに印象に残ったので、帰ってすぐにキャンバスに収めることにした。
当時の私はまだ学生で、近くのお寿司屋さんでアルバイトをしながら、店内に自分の作品を飾らせてもらっていた。例のヨットは描き上がりが良かったので、壁の真ん中に据え置いた。
数ヶ月が過ぎたある日、見知らぬ男性客がヨットの絵のまえで、ポカンとしているのに気が付いた。近寄ると、彼はあっけにとられたまま、私に「この船は、この世に一隻しかない僕の船だ!」と言った。その後、その絵を描いたのは自分であることと、その絵を描くにいたったいきさつを話した。すると何と、その男性こそが、ヨットのオーナーであることが分かった。彼は私の絵にひどく感激し、すぐさま手に入れたいと切望した。
あの日私が手を振ったのは、ハワイからカルフォルニアへの長い航海を終えた彼だったのだと思うと、私は不思議な喜びに包まれた。絵を描いていて本当によかった思う瞬間だった。 |
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人魚の女の子
アルバイトをしていたお寿司屋さんに、毎週みたいに食べに来る女の子がいた。
あなたの夢は?と聞くと、それは「人魚になること」だって。訓練や教育で
なれるものではないけれど、絵の中では自由自在、何にでもなれる。子供の夢を叶える
ことで、自分もうれしくなる。元気になる。夢はこうして、いつまでも泳ぎつづける。 |
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バレリーナ
バレリーナ
絵の中の素敵な女性は地元バレエ団のプリマバレリーナ。
その後彼女は怪我をしてしまったけれど、それでも
絵の中の私はずっと踊っていられると笑ってくれた。
プリマを目指すちびっ子たちのインスピレーションにと
ビバリーヒルズのバレーの先生がバレー教室のために購入してくれた。 |
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アボカド
フルーツや野菜を描くのは大好き。このアボカドの存在意義は私に描かれることだったのか?否、それは描いた後に私に食べられることだった。 |
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鳥
日本に住んでる母親が鳥が大好きでよくバードウォッチングに山に出かける。
そんな母親のことを遠いアメリカから思うと自然に鳥の絵を描きたいと
思う。私の作品には鳥の絵が多い。 |
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Snapdragons(噛み付く竜)/金魚草
花言葉:上品な女性
この世のほとんどの花には花言葉がある。昔の人は、花を自分の気持ちに例えて感情表現するために花言葉を使い始めたそうです。
龍は私の十二支の生まれ年でもある。龍は十二支の中でも唯一人間が作った架空の動物です。日本では金魚の姿に似ているので金魚草と言う名前ですが、英名ではsnapdragonといい、竜が噛みつくように見えるらしくそこから名前がついたそうです。龍のように強く、金魚のような雰囲気、そして花言葉のように上品な女。そんな人間の人柄のように、いろんな面をもったこの花を描きたくなったので描いてみました。
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